チリの物価はどれくらい?現地に住む私が値段を紹介
これから旅行や仕事などで、これからチリへ滞在する予定のある人の中には、現地の物価について気になっている人もいるのではないでしょうか?
この記事では、チリで売られている商品の物価について紹介します。
チリの物価やそれほど安くない
南米というと、発展途上国のイメージを抱く人も人も多いでしょう。チリは南米の中でも経済的に安定しており、中進国に位置付けられています。中進国は先進国と発展途上国の間に位置する国です。
発展途上国ではないチリですが、先進国でないのであれば、「物価は安いだろう」と思わがち。実際に、チリで暮らしてみると、物価が高めであることに気付くはずです。
チリの物価の例
ここでは、チリに在住している管理人が商品やサービスの物価について紹介します。主婦目線なので、独断がありますがお許しください。
※チリの治安悪化もあり、2020年1月現在、1ペソ=7.3円の為替ルートですが、ここでは平均的なルートである1ペソ=5.8円で計算してみました。
スーパーの品物は日本と同じくらい
日常の食生活で欠かせない、スーパーの食料品。チリでは日本と大体同じくくらいであることが分かります。
- お米(1㎏) 800~1000ペソ (137円~172円)
- 牛乳1パック(1ℓ)850ペソ(146円)
- 卵12個 1440ペソ(248円)
- 鶏肉(1㎏) 1900ペソ(327円)
- 水(500ml) 700ペソ(120円)
- ビール1缶(350ml)580ペソ(100円)
ただし、チリ人の最低月収が30万ペソ、日本円にして5万円であることを考慮すると、割高に感じられます。
私見ですが、チリはネスレやコカ・コーラなどの大企業が進出しており、世界スタンダードの値段がつくのが要因と考えれます。
私の場合、日々の生活は最低月収の30万ペソの範囲内を心がけているので、食費のやりくりが大変です。
果物は安く購入できる
農業がさかんなチリは、果物はかなり安く手に入ります。私の住んでいる州でも、ブドウ、リンゴ、アメリカンチェリーの収穫がさかんです。果物の値段は以下の通り。
- 超大玉スイカ 2000ペソ(344円)
- メロン 800ペソ(137円)
※随時追加します!
ネットで日本の様子をみると、「果物が高くてバナナを買うので精一杯」という主婦の声をよく目にします。
チリの果物は、サイズも大きく、取れたてで新鮮。旬の果物を安くおいしく食べられるのは嬉しいですね。
野菜の値段は日本と同じくらい
果物をピックアップしたので、続いて野菜について挙げていきます。
- キャベツ1玉(大) 1200ペソ(206円)
- トマト1個(大) 250ペソ(43円)
- ジャガイモ1㎏ 700ペソ(120円)
- アボカド 1個 700ペソ(120円)
チリの野菜は、日本と同じくらいの値段です。スーパーの野菜は割高なので、八百屋やferia(フェリア:市場)でゲットするのがおすすめです。
雑貨類はお高い!
ここ数年、チリには中国人が増えており、中~大規模の雑貨店を営業しています。
商品のラインナップは、日本で言う100円ショップのようなもの。日本でも見たことのあるような品物もよく見かけます。
日本では100円で売られている商品、チリでは2400ペソ(413円)で売られていることも少なくありません。さすが商売上手ですね!
かなり割高なので、私の場合、必要な物は帰国時に購入するようにしています。
外国で買い物するときのポイント
世界の中でも、まだまだお金持ちの国である日本。海外へ行くと「日本より安い」と感じて、ついつい物を買ってしまうこともあるかもしれません。
海外生活に慣れたら、現地通貨で適正なのか、割高なのかを考えてみるのもおすすめです。