チリつも日記

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チリで使われるスペイン語の特徴は?スラングについて紹介

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日本でスペイン語の基礎を勉強した人でも、チリに来て言葉で戸惑ってしまうことが少なくありません。この記事では、辞書には載っていないチリ独特のスペイン語を紹介します。

 

chilenismo(チレニスモ)について

チリの独特のスペイン語と言えるのが、チレニスモです。チレニスモとは、チリで使われている独特のスペイン語のことをいいます。

Chile(チリ)+modismo (地方の言葉、なまり)を掛け合わせた造語です。チレニスモ、もともとの原住民であるマプチェ(チリのインディアン)の言語が起源になっているものも。

 

以降では、チリでよく聞かれるチレニスモについて紹介します。

チリでは気をつけたい、相手を侮辱するチレニスモ

チリ人の多くが口の悪さを自覚してるほど、チリではスラングが飛び交います。なかには、日本語で訳すのが難しいものも。ここでは、チリの日常生活でよくみられるスラングについて説明します。

 huevon(ウエボン)

 スペイン語で「huevo(卵)」は、隠語で「キン玉」の意味があります。

Huevonの使い方はいろいろあり、親しい友達同士を呼び合うのに使ったり、相手をバカにするときに使うこともあるので、使い方に気をつけましょう。

 

発音の仕方から、「weon」と表記することも。また、「バカなことをしている」という意味で動詞化した「hueviar」も使われてます。

 Conche tu madre (コンチュスマドレ)

 チリ人が怒っているときによく使う言葉です。英語で言う「fucking your mother」にあたります。

いわゆる「お前の母ちゃんとセックスしてろ」みたいな意味で、日本の「お前の母ちゃんデベソ」とは次元が違います。

かなり強いイメ―ジですが、足を壁にぶつけたりなど、イラっとした場面にも使われます。

 

SNSのコメントでは、頭文字を取って「ctm」と表記されることも。

 mierda(ミエルダ)

糞という意味で、日本語の「クソ!」にあたります。Ctmにならんで、ちょっとイライラした場面など、日常的によく使われています。

 

ただし、女性が公の場面で「クソクソ」言うのは、恥ずかしいと感じるのか、語呂の似た「Miercoles(ミエルカレ:水曜日)」を使う人もちらほら。

 

vos(ボス)

チリをはじめ南米では、二人称について単数も複数も「tu」が使われます。複数の二人称に使われる「vos」は、チリでは「お前」という意味になり、「tu」よりも、敬意はない感じです。

 

チリ人が相手にちょっとムッとしたときに、「vos」を使うケースも。 

まとめ

チリ独特のスペイン語「チレニスモ」は、辞書には載っていないものの、日常的によく聞かれる言葉です。チレニスモを知ることで、日常会話がより身近になりますよ。

 

※随時、追加していきます!