チリのスーパーでの買い物から見える庶民の風景
毎日の生活と切っても切り離せない、スーパーでのお買い物。今回はチリのスーパーの様子から見れるチリ人の姿について、ちょこっと紹介します。
私がよく利用しているスーパー
チリで私がふだん利用しているのが、「アクエンタ」というスーパーです。こちらのスーパーは、世界のスーパーの大手であるウォルマートの傘下にあるお店。
アメリカに行ったことのある人なら分かると思いますが、チリでもウォルマートでおなじみの「リーダー(スペイン語ではリーデル)」があります。
他のスーパーと比べると、アクエンタの方が2割くらい安めです。
商品の並びが日本のドンキのように箱ごとで陳列されていることが多く、人件費を削減しているせいですかね。
チリのスーパーのいろいろ
チリでスーパーを展開しているお店はいくつかあるんですが、それぞれ客層にも特徴があるなぁという感じです。
(※注:あくまで、個人的な感想です)
・サンタイザベル、ジュンボ 所得がまぁまぁ高そうな客層、お金に余裕がありそうな人達
・ウニマルク、リーデル 所得が高そうな客層、一般市民
・アクエンタ 一般市民、チリの中でも貧しそうな層 ← 私ココです!
最安スーパーのアクエンタあたりだと、警察官など社会的地位の人が買い物をしている姿はあまりみられません。
みたとしても、職場用に掃除グッズを購入しているくらい。
お金に余裕のある友人も、「アクエンタなんか行かないわよ!」という雰囲気です。
(決して、このような発言をしているわけではないけどね…)
チリ人って、着る服のブランドやよく買い物しているお店のランク付けを、自分のステータスとして意識しているのかなぁと垣間見れますね。
私は節約するのが好きなので、このまま最安スーパーのアクエンタで行きます!
毎月5日は品切れ続出!!
チリの給料日は毎月5日。
5日前後に土日がくると、スーパーは大混雑します。
というのも、チリでは給料日に1カ月分の食料品を買い込む人が多いから。
日本のスーパーだと、買い物カートのサイズも小さいですが、チリの買い物カートは2サイズくらい大きめ。
これに色んな食材をどんどん入れてくのです。
1㎏の砂糖5袋、パスタ10袋、1食用ヨーグルト2ダース…とかね。
本当に彼らが買い込んでいる量をみると、
「個人スーパーでもしているのか…?」と思ってしまうくらい、本当買い込む、買い込む。
「もしかしたら、月末になるとお金が足りなくなるからかも…」
「ちょっと遠い所に住んでいるのかも…」なんて想像してみたり。
5日になると、家族連れで食料品を買い込む姿がみられ、
ちょっとしたイベントみたい。
買い物客の列ができるので、会計にも時間がかかります。
家族総出で買い物に来るのは、日本も同じですね。
ちなみ私はというと…
私の場合は、節約もかねて1週間のまとめ買いをしています。
といっても、スーパーの近くに住んでいるので、
牛乳を切らしたり、ちょっと足りなくなったらスーパーにちょこっと寄ることも。
私自身、スーパーが大好きで、キッチンツールや衣料品も置いてあるので、割とちょくちょく見に行きます。
スーパーでも買い物をすると、テンション上がりますよね!スーパーだいすき!