結婚前に絶対知るべし!国際離婚後の子どもとの帰国について
チリで国際結婚中の管理人ですが、絶賛別居中です。これから国際結婚をする予定の人のなかには、国際離婚のリスクについて考えている人は少ないかもしれません。
ここでは、国際結婚をする人がなにがなんでも知っておきたい、国際離婚のことについてお伝えします。
国際離婚するのに、子どもと日本に帰れない!
国際離婚でまず注意したいのが、現地で国際離婚をした場合、子どもを連れ帰ることができないということです。
というのも、ハーグ条約という国際条約があるから。
ハーグ条約とは、国際離婚による子どもの権利を守るための条約です。
簡単に言えば、未成年(または条約では16歳以下)の子どもを、両親(ここポイント!)の承諾なしに連れ帰ってはいけないということです。
つまり、海外で国際結婚をした人の場合、勝手に日本に帰国できないということ。
相手側の承諾が取れなければ、子どもといるためには、
海外に残り続けなければいけないということですね。
たとえば、アメリカで夫にDVを受けていた日本人女性が、子どもを連れて日本に帰国することはNGです。
ちなみに、日本のハーグ条約の加入は2013年であり、
以前は日本人女性により子どもの連れ去りが多かったそう。
海外の入国管理のデータには、麻薬密売人混じってふつうの日本人女性がリストに載っていることも多いのだとか。
ハーグ条約の件、管理人の場合
現在、チリ人の夫と別居中の管理人ですが、日本への帰国も考えましたが、当然夫の承諾を得ることはできませんでした。
一応、別居の理由は夫が他の女性と一緒になりたいということで、家を出て行ったしまったせいなのですが。
まぁ、普通そうですよね。子どもにとっても、夫にとっても、父親は自分のアイデンティティの一部ですもん。
オートマチックに、海外でシングルマザーになった次第でございます。
正直、国際結婚をしたときに、国際離婚のリスクは知っていました。
国際離婚の離婚率は50パーだとか。
でもね、離婚する人はなにか特別な人だと思っていたから、自分の該当ケースになるとは微塵とも思いませんでした。
もちろん、愛のために国境を越えたわけですしね。
でもね、やっぱり50パーの方に入っちゃいましたね(てへっ😝)。
これから国際結婚をする人は、幸せの未来で頭も胸もいっぱいかもしれません。
でも、ほんの少しだけ、「もし国際離婚になったら、どうするか?」といういことを頭の片隅に入れておくと、後々よいかとも思います。
もちろん、せっかく国際結婚をするのなら、最後まで添い遂げるのが一番!かな